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耐圧ポリエチレンリブ管(JIS K 6780)
【外圧管】
耐圧ポリエチレンリブ管の特長
特長1高強度
- 耐圧強度により、管断面設計が4種類に区別されています。
- 耐圧強度が高く、また、とう性管の特長である管側部水平方向の抵抗土圧により大きな外圧荷重に耐えることができます。
- 自動車荷重にも安全であり、浅層埋設にも有効です。
耐圧ポリエチレンリブ管 管壁断面形状
軽量で、耐圧強度が高い。
耐圧ポリエチレンリブ管は、耐圧強度により30・60・90・120の4種類に区別されています。
自由な断面形状設計。
図に示すように、耐圧ポリエチレンリブ管は、使用条件に対応した断面形状とすることが可能であり、あらゆる用途に適用できます。
高盛土への適用
特長2工期短縮
- 軽量性に優れるため、布設機械の小型化が可能で、工事の小規模化が可能です。
- 長尺管(5m)であることと、受け差し構造のスリップオン方式の継手によりかん合作業も容易です。
- 基礎コンクリート打設が不要で、材料コストの縮減、工期の短縮が可能です。
代表的下水道管(φ1000)R30の重量比較グラフ
軽量で作業効率が良い。
軽量かつ丈夫で壊れにくく、他の管材料と比較して、人力施工とできる仕様範囲も広く、また布設機械の小型化が可能であるため、全体的なコストダウンが図れます。
軽量性は構造物として基礎工の軽減を測れます。また、軟弱地盤での施工性を向上させる事ができます。
布設作業
1管の据付
2継手部の清掃・滑剤塗布
3接続
4基礎工
特長3耐震性
- 継手部の許容曲げ角度と、管体の柔軟性により、耐震性に優れます。
- 軟弱地盤にも柔軟に追従し、柔構造樋管にも最適です。
- 地震のエネルギーをソフトに吸収します。(耐震レベル2を満足)
屈曲性
生曲げ配管・樋管・底樋
特長4耐久性
- 高密度ポリエチレン樹脂製のため、耐摩耗性、耐薬品性、耐食性、耐衝撃性に優れています。
- 優れた耐摩耗性は、高速斜流となる急傾斜にも対応し、高い耐久性を誇ります。
- 耐薬品性に優れ、高盛土にも対応できる管材であるため、廃棄物処分場にも有効です。
他種管との耐摩耗性比較グラフ
摩耗・衝撃に耐える。
高密度ポリエチレン樹脂製なので、きわめてタフです。しかも柔軟に撓む特性を持ち、耐摩耗性・耐衝撃性に優れます。平均摩耗値(ダルムシュタット法)は、他の材質に較べ、最も低い数値を誇っています。
耐薬品性一覧表
硫化水素・硫酸に強い。
高密度ポリエチレン樹脂の特性により、管の劣化の一因として考えられている①硫化水素、硫酸、②電解腐蝕、③接触腐蝕、④塩害などに対して耐性があります。また、錆・細菌・水あかなどの影響もありません。